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都内国立小に通う子どもの実態について

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こんにちは、アイリス幼児教育のあやです。
今日は都内国立小に通うお子さんの属性についてお話します。

国立小に通うメリットとしてよく言われるのが、

  • 私立小ほど費用がかからない
  • 卓越したスキルを持つ先生から学べる
  • 最先端の教育が受けられる
  • 教育熱心な家庭のお子さんと共に学べる
  • 学校によっては附属中、附属高への内部進学も可能

あたりですよね。
(上記は私も実感しているところでもあります)

チャンスがあれば上記のような環境をお子様にプレゼントし、初等教育の6年間を充実させてほしいとお考えになる保護者様の気持ちには共感しかありません。

しかし、同様に考えていらっしゃるご家庭は非常に多く、都内の国立小学校の倍率はざっくり以下のようになっています。

  • お茶の水女子大学附属小学校
    男子:約50倍/女子:約70倍
  • 筑波大学附属小学校
    男子:約30倍/女子:約30倍
  • 東京学芸大学附属竹早小学校
    男子:約70倍/女子:約60倍
  • 東京学芸大学附属大泉小学校
    男子:約17倍/女子:約16倍
  • 東京学芸大学附属世田谷小学校
    男子:約12倍/女子:約10倍
  • 東京学芸大学附属小金井小学校
    男子:約11倍/女子:約10倍

約10倍〜70倍というとても狭き門です。

ではその狭き門をくぐり抜けて入学したお子さんはどのように対策を進めてきたのでしょうか。

今回は私がX上で取ったアンケートを元に紐解いていきたいと思います。

なお、本記事の内容は動画でも解説しています。
ぜひそちらも合わせてご覧ください。

Xで行ったアンケート調査の結果

まずは国立小にお子様を通わせる保護者様を対象のXで行ったアンケートの結果をご覧ください。

このアンケートでは、お子さんや在校生の児童にはどのような方が多いのかを聞いてみました。

選択肢は4つです。

  1. 幼児教室通いありで国立小専願
  2. 幼児教室通いありで国立小・私立小併願
  3. 幼児教室通いほぼなし(直前講習のみ等)で国立小専願
  4. その他

最初に確認しておきたいのは「その他」とお答えになった方々についてです。
「その他」に投票された方々にリプ(後にDMに変更)をとお願いしましたが、どなたからもご意見がありませんでした。

このことから、投票結果が気になるためにポストを見た方がほとんどだと判断しています。

それを踏まえて話を進めると、国立小に通うお子さんの属性で一番多いのは…

幼児教室に通いながら国立と私立を併願したお子さん

という結果になりました。

これは私の体感としても「そうだよね」と納得です。

ちなみに今回のアンケートでは、【都内の】国立小についてではありませんので、全国の国立小保護者の方が回答くださっているのだと思います。

ですから都内に限った場合、上記の結果よりもその傾向は高くなりそうです。

また都道府県によっては、抽選しかない、特別な練習や訓練をしなくても入試時に問題がない学校もあると聞いています。

そのため、「幼児教室通いなし(直前講習のみ等)で国立小専願」の方が「幼児教室通いありで国立小専願」よりも回答数が多いのではないかと感じています。

都内に限った場合、「幼児教室通いありで国立小専願」よりも「幼児教室通いなし(直前講習のみ等)で国立小専願」の方が多いとは考えにくいというのが、実感です。

上記の状況を踏まえ、これから都内の国立小受験を迎える方にお伝えしたいのですが、本番に向けては…

しっかりと対策をして考査に挑むのが一番

です。

国立小には、様々な理由から幼児教室に通わずに考査日を迎える方も一定数いらっしゃいます。

志望校によってはそれでも合格をいただけることもあるでしょう。

しかしながら、茗荷谷3校と言われる国立大学附属小学校(お茶の水、筑波、東京学芸大学竹早)はいずれも、「幼児教室に通い、私立小受験向けにしっかりと準備してきたお子さん」が合格していくケースが圧倒的に多いのです。

それはつまり、そのような所作を身に付けたお子さんが多数の中で我が子が一緒に考査をするということになります。

幼児教室で学ぶお子さんを見れば一目瞭然ですが、特に私学向けに準備をしているお子さん達は素晴らしいものがあります。

ですからどうか、お子さんが当日現地で自分の持てる力を最大限発揮して輝けるよう、状況を踏まえた行動ができるよう、入念に準備をした上で本番に送り出してあげてください。

それこそが、保護者様がお子様に対してできる最大の国立小受験対策になります。

後悔のない小学校受験にするために…

最後に、冒頭に紹介した各校の倍率を改めて見てみましょう。

都内の国立小は10倍〜70倍という凄まじい倍率でしたね。
特に、先ほど紹介した茗荷谷3校と東京学芸大学附属大泉小学校は第一次選考が抽選(第二次選考が本番のお試験)ということもあり、運の要素も大きく絡んできます。

幼児教室に通って準備してきたにも関わらず、本番の考査にたどり着けなかったら…と考えると、対策に大きな負担はかけたくないという気持ちも理解できます。

しかし、なんとなく、勢いで、興味本位で、では本番の考査で合格がいただけるような甘い世界ではないことも確かです。

どのような道を選ぶにせよ、「あの時ああしておけばよかった」という後悔することなく受験生活を終えられるようお手伝いできればと思っています。

国立小専科クラス新規開講します

アイリス幼児教育では、2024年2月から国立小合格を目指すご家庭に向けて、国立小専科クラスを開講いたします。

対象校は以下のとおりです。

  • お茶の水女子大学附属小学校
  • 筑波大学附属小学校小学校
  • 東京学芸大学附属大泉小学校
  • 東京学芸大学附属小金井小学校
  • 東京学芸大学附属世田谷小学校
  • 東京学芸大学附属竹早小学校
  • 都立立川国際中等教育学校附属小学校

各校の在校生保護者様と連絡を取り合いながら実情を随時確認するのはもちろん、入試内容を踏まえたカリキュラムで構成します。

一度のレッスンで各校の特徴を踏まえた課題をもれなく取り入れてまいりますので、どちらの学校を志願されている方にとっても無駄なく対策を進めていけるのが特徴です。

考査日が迫ってきても慌てることなく、自信を持って受験できるよう、11月下旬〜12月中旬のゴールを目指して、一緒に準備を進めてまいりましょう。

開講日時について

2月10日(土)より毎月土曜日3回
13時30分〜15時

その他詳細は、年明け最初のブログでお伝えします。

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