ブログ

国立小入学後に後悔する親のタイプとは?

  • LINEで送る

こんにちは、アイリス幼児教育のあやです。

今日は「国立小入学後に後悔する親のタイプとは?」というお話をします。

この話をしようと思ったきっかけは、情報収集に活用しているネットの世界でよく書かれている国立小保護者の方の投稿です。

そこには、国立小に対して不満に感じている方々の話が掲載されていました。

一例をピックアップしますね。

  • カリキュラムが終わらない
  • PTAでの保護者負担が大きい
  • 入学後の進路が大変
  • 内申点を気にして先生に気を遣うことがある
  • 担任の先生との相性が合わない

などです。

どのご意見も各々が感じたリアルな感想だと思いますので、私の立場からは「そういうこともあるだろうな」と冷静に受け止めています。

ただ思うのは、こちらの記事に書いているとおりの10倍〜70倍という高倍率の国立大附属小学校に入学したにも関わらず、不満たらたらな6年間を過ごすなんて(ご家庭にとっても学校にとっても)不幸すぎる!!ということです。

そういう方は、事前に学校への理解度を高め、入学後をイメージしながら合う・合わないを出願前にジャッジできる機会を持っていたなら、出願していなかった可能性もありますからね。

ネットでの投稿を改めて拝見し、よく知らないまま志願して運よく合格しても、ご家庭にとってベターではないこともあるのだと、やはり「確かな情報」の重要性を実感した次第です。

特に国立小の先生方は、児童募集活動に注力する暇なく皆さんとても多忙です。

そもそもの話。
都内の茗荷谷駅を最寄りとする お茶の水女子大学附属小学校、筑波大学附属小学校、東京学芸大学附属竹早小学校に関していえば、入試倍率30〜60倍。

何もしなくても人が集まってしまう現状があるので、正直広報どころじゃないのかもしれません。

というわけで、冒頭でお話しした、国立小入学後に後悔する親のタイプを4つお伝えします。

学校の授業で学力向上を望む方

国立の小学校は、私立小のようにきめ細やかな対応や面倒見は期待できません。

宿題も少ない(もしくはほとんどない)学校が多いと感じています。
その分、お勉強はご家庭主導で率先して進めている方がほとんどです。

そして、教科書通りに進まないことも、指導なさる先生の研究内容によってはサクッと終わってしまう単元もあり、定められた年間カリキュラムが終わらない可能性についても理解しておきましょう。

ですから、お勉強は学校できちんと漏れなく、丁寧にやっていただきたいという保護者の方にとっては不向きと言えるでしょう。

PTAの大変さが受け入れられない方

国立小は校外学習の機会も多いです。

移動時には引率や出先でのレクリエーション企画の立案や準備、実行等を担う必要のある学校もあります。

そして兼業、専業問わず都合があるのはどちらの保護者の方も同様です。
そのような状況の中で役員仕事をお断りすることは、周囲の和を乱したり、学級運営に差し障る可能性がありますので、注意しましょう。

学校では伸び伸びと過ごしてほしいとお考えの方

国立小と一言で言っても校風は学校によって様々です。

一例として文武両道が当たり前の学校は、お子さんが常に(家庭や塾での)勉強や習い事等で忙しく「こんなはずじゃなかった」となりがちです。

また国立大学附属小学校は附属小ではありますが、ほとんどの学校で附属中、附属高へ全員がエスカレーター式に進学できる環境ではありません。

そのため、用意周到な方ほど常に学校でのお子さんの学習進度を確認し、家庭学習や塾を利用しながら学力のサポートをする必要があり、ご家庭の負担は大きいと言えるでしょう。

学校よりもご家庭の予定を優先したい方

国立小には、研究会と称して国内外の様々な学校から先生方が校内での実践を見学にくることがありますから、本来はお休みの週末や長期休暇中に登校要請が来ることもあります。

入学時には「本校の教育研究活動を理解している」ことが求められるため、予定は極力学校側に合わせる努力が必要です。

長期休暇は家族で旅行したい、習い事の調整が難しく週末の予定は動かせない方にとっては頭の痛い問題かもしれません。

この4つに当てはまる方は…

上で紹介した4つに当てはまる方は、国立小入学後に違和感と不満が募る可能性が大きいです。

さらに加えるなら、中学受験前提の方も避けた方が安全かもしれません。

国立小は、私立小と同程度に行事が盛んです。

さらに高学年になると授業時間数も増え、レポート形式の課題もあります。

ですから、中学受験塾との両立が大変、または、学校も受験塾もどちらの成績も伸び悩んでしまうという話もよく聞きます。

それでも国立小受験をお勧めする理由

ここまでの話を聞いてなぜ国立小を選ぶのかと言われてしまうかもしれませんが、私たち親子は、学校に感謝することはあっても大きな不満というのは抱いていません。

その理由は、先生方が活力あふれる志の高い子どもたちを伸ばすために努力してくださっているのを肌で感じているからです。

加えて、教育熱心なご家庭と切磋琢磨できる環境であることも個人的にはフィットしました。

勉強面についても授業内容を終わらせるだけなら塾でも代用可能です。
それよりも、どう考えるのか、なぜそう思ったのか、それをどのように伝えるかと言った学力のベースとなる主体性や協働力を授業を通して学べている満足度の方が高いと感じています。

これは私が個人的に感じていることですが、先生方の教育に対する熱意に親子共々引っ張っていただいている、そんな日々です。

もしこの話を聞いて「面白そう!」「ワクワクする!」と+の感情が働いた方は、ぜひ国立小受験に挑戦してみてください。

私立小とも学内の公立小ともまた一味違う世界が広がっていることは確かです。

国立小専科クラス体験受付中!

2024年2月よりアイリス幼児教育では「国立小専科クラス」を開講する運びとなりましたので、ご案内いたします。

新年長(年中11月)から受講できる国立小専科クラスです。
国立小専願、もしくは国立小を第一希望とされているお子様向けに、各校の特徴に特化したクラスとなります。

対象校は以下のとおりです。

  • お茶の水女子大学附属小学校
  • 筑波大学附属小学校小学校
  • 東京学芸大学附属大泉小学校
  • 東京学芸大学附属小金井小学校
  • 東京学芸大学附属世田谷小学校
  • 東京学芸大学附属竹早小学校
  • 都立立川国際中等教育学校附属小学校

各校の在校生保護者様と連絡を取り合いながら校内の実情を随時確認していくのはもちろん、各校の入試内容を踏まえたカリキュラムで構成します。

一度のレッスンで各校の特徴を踏まえた課題(ペーパー+巧緻性またはペーパー+絵画)をもれなく取り入れてまいりますので、どちらの学校を志願されている方にとっても無駄なく対策を進めていけるのが特徴です。

開講日時間
土曜日13時30分〜15時00分

※原則第1、2、3土曜日に開講いたします(講師の事情により開催週が変更する可能性もございます)

毎回のレッスンは最大3名と超少人数制で行います。

体験は随時承っております。
体験ご希望の方はLINEより「国立専科クラス体験希望」とお知らせください。

体験料として3,300円頂戴しておりますので、予めご了承ください。

その他の詳細は以下よりご確認いただけます。

体験授業は公式LINEよりご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

  • LINEで送る

コメントを残す

*