アイリス幼児教育のあやです。
下記にもあるとおり、7月15日よりアイリス幼児教育にて夏期講習会を開催いたします。
一部日程は満席となっておりますが、駆け込み参加も大歓迎です。
ぜひ一度内容をご覧いただけたら幸いです。
さて、今日の本題はここから。
アイリスに限らず、年中さんや年長さんは色々なお教室で夏期講習に参加する方も多いと思います。
そこで今回は、夏期講習の効果的な利用法と成功の秘訣についてお話しします。
夏期講習の効果的な利用法
早速ですが、時間もお金も必要となる夏期講習の効果的な利用法を3点紹介します。
【その1】カリキュラムの確認と選択
夏期講習を最大限に活用するためには、まずカリキュラムの確認と選択が重要です。
各お教室では、志望校合格に向けてさまざまなカリキュラムが用意されています。
あなたがまずやるべきなのは、子どもの得意分野や苦手分野を把握すること。
そしてそれに合ったプログラムを選ぶことです。
例えば、巧緻性が得意な子どもにはペーパーの強化プログラムを選ぶ等、調整をすることでバランスの取れた実力を身に着けることができます。
また、実際に受講する前に、ご家庭内でカリキュラムをしっかりと確認しましょう。
具体的にどのような内容が学べるのか、どのような方法で指導が行われるのか、宿題はあるのか、家庭用教材がいただけるのか等を把握することで、お子さんにとって最適な環境を選ぶことができます。
特に講習会で初めて訪れるお教室の場合、可能であれば実際に通われている方の口コミや評価も参考にしたいですね。
小学校受験は夏が終わったらいよいよ本番シーズンに突入です。
お子さんの伸びが期待できる講習を選び、充実した期間にしていきましょう。
【その2】目標設定と進捗管理
夏期講習を受ける際には、ご家庭での明確な目標設定が重要です。
受験までの期間を見据え、具体的な目標を設定することで、お子さんの学習を計画的に進めることができます。
例えば、「夏休みの間に回転図形を完璧にする」「条件絵画で迷わず描けるようになる」などの具体的な目標を立てることが効果的です。
さらに、これは保護者様の役割になりますが、目標達成に向けての進捗管理も欠かせません。
日々の学習記録はつけてますか?
手帳やノートに日々行っていることを記録することで、何がどれだけ進んでいるかを可視化できます。また、定期的に振り返りの時間を設け、目標に対する進捗も確認しましょう。
この過程で、うまくいっていない部分を見つけ次第見直し、改善策を講じることが重要です。
【その3】受講後の復習方法
夏期講習の効果を最大限に引き出すためには、受講後の復習が不可欠です。
講習で学んだ内容をご家庭で復習することで、知識の定着を図ります。
具体的には、講習で使った教材を再度確認し分からなかった部分をご家庭で重点的に復習することが大切になってきます。
また、保護者の方が復習に関わることで、子どもの理解度を確認しながら進めることができますから、焦らずお子さんの記憶を引き出しながらじっくり取り組んでいきましょう。
保護者の方がお子さんと一緒に問題を解いたり、お子さんが先生役となって保護者の方が質問に答えたりすることで、復習の時間も親子遊びのように楽しく持っていくことも可能です。
この復習の時間を効果的に使えるかどうかが、夏期講習の成否の鍵といっても過言ではありません。
ポイントは家庭学習と夏期講習の連携
夏期講習を受講した際、復習が大切であるというお話をしてきました。
さらに、日常的に行っている家庭学習との連携を意識した計画を立て、その成果を最大化していきましょう。
効果的な自宅学習プランが大事
夏期講習と自宅学習を連携させることで、学習効果をさらに高めることが可能となります。
そのために必要なのは、まずベースとなる自宅学習のプランを立てること。
夏期講習で学んだ内容を元に、毎日の学習スケジュールを組み立てていきます。
(その際、家庭間で共有するのもお忘れなく!)
例えば、午前中はペーパーの問題を解き午後は運動や巧緻性の練習をするなど、バランスの取れたプランが理想的です。
せっかく立てた計画も三日坊主で終わってしまっては、意味がありません。
ここでこだわりたいには、継続できるか否かです。
何事も実践以前に準備が大切と言われますから、まずは、現在の学習進捗状況をチェックリスト化し家族全員が可視化できるものを作っておくといいですね。
チェックリストを使うことで、どの分野が得意でどの分野が苦手なのかを把握しやすくなりますし、克服したらシールが貼れる、スタンプが押せるなどのお楽しみ要素があればお子さんも楽しく目標達成に向けて努力できるかもしれません。
このような地道な準備と学習により、苦手分野に重点を置いた学習が初めて可能になります。
その結果、苦手克服や点数アップの効果に繋がるというわけです。
講習内容を家庭でも実践しよう
夏期講習で学んだ内容を家庭でも日々実践しましょう。
できるお子さんとそうでないお子さんの違いは、ご家庭で復習タイムを設けているかが1つの分かれ目となります。
講習で教わった解き方やコツは、その場でお子さんがわかった気になっていることも多いのが実情です。
時間的な制約もあり、なかなか教室全てで完結させることが難しい場合も往々にしてあります。
ですから、学んできたことはとにかく復習、何度でも復習!
ご家庭でも繰り返し練習することで、初めて知識は定着していきます。
特にペーパーの苦手単元や絵画製作、口頭試問や面接の練習は、繰り返し行うことで成果が出やすいですから、必ず習いっぱなしにするのではなく復習しましょう。
また、講習で使用した教材やプリントをコピーし、後日家庭学習に活用することも効果的です。
夏期講習を最大限に活かすためのポイント
休息とリフレッシュの重要性
夏期講習は1日に長時間学ぶお子さんも珍しくありません。
ですから、集中力をキープするために、適度な休息とリフレッシュが必要です。
長時間の勉強は子どもにとって負担となるため、適度に休憩を取り入れましょう。
家庭学習においても45分勉強したら15分休憩するなど、バランスの取れたスケジュールを組むことをお勧めします。
また、休憩中には体を動かすこともおすすめです。
軽い運動やストレッチをすることで、血行が良くなり、集中力が回復します。
さらに、心と体と脳を解放する時間を持つことで、次の学習に向けての意欲が高まります。
このように、学習の合間に休息とリフレッシュを上手に取り入れることで、効率的な学習が可能となります。
メンタルサポートもお願いします
夏期講習期間中は、子どものメンタルサポートも重要です。
受験勉強はストレスが伴うため、保護者が子どもの気持ちに寄り添い、サポートしてあげてほしいなと思います。
子どもが不安やプレッシャーを感じている様子であれば、保護者が話を聞いてあげることで、安心感を与えることができます。
また、日々の努力を認め、励ましの言葉をかけてあげてください。
あなたからかけたもらった言葉一つで、子どもは自信を持って学習に取り組むこともできるし、逆に自信を失ってしまうこともあります。
言葉選びは親側の心の状態にもよりますが、結果よりも頑張っているという経過に着目した声かけをぜひお願いできたらと思います。
子どもは、保護者の応援やサポートがあれば安心して勉強に集中することができます。
その結果として、夏期講習で学んだことが秋以降の結果として表れてくると考えます。
楽しみながら学ぶ工夫を
夏期講習を楽しみながら学ぶ工夫も重要です。
勉強が苦痛にならないように、ゲーム感覚で学べる方法も適宜取り入れると良いでしょう。
例えば、クイズ形式の問題集や、パズル感覚で解ける言葉の問題など、子どもが楽しみながら学べる方法を親子で選ぶことがポイントです。
以上のように、夏期講習を最大限に活かすためには、適切な学習環境の整備や保護者のサポート、そして楽しみながら学ぶ工夫が重要です。
これらを実践することで、お子さんは自信を持って秋以降の小学校受験の本番考査に挑むことができるでしょう。
今回は夏期講習を1つの題材として取り上げましたが、いずれも日常的に意識していただきたいことばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。