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子の「できない」「いやだ」を受け止める重要性

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こんにちは。
アイリス幼児教育&非認知能力育成トレーナーのあやです。

小学校受験の準備を進めていると、こんな場面に遭遇することはありませんか?

  • 「もういやだ!」と学習を拒否する
  • 「できない!」と泣き出してしまう
  • やる気が続かず、すぐに別のことをしたがる

こうした場面に直面すると、どうしても「ちゃんとやりなさい!」と叱りたくなったり、
「このままで本番は大丈夫なの?」と焦ってしまうこともありますよね。

でも実は、「できない」「いやだ」という言葉には、子どもなりの大切な気持ちが隠れているのです。

そこで今回は、受験準備を進める中で 「できない」「いやだ」と言う子どもとどう向き合うべきか?
親としてどのような接し方をすれば、子どもの成長を支えながら前向きに学習へ向かわせることができるのかをお話しします。

「できない」「いやだ」が出るのは成長のサイン

まず、大前提として知っておいてほしいことがあります。

それは、子どもが「できない」「いやだ」と言うのは、成長している証だということです。

なぜなら、本当に興味がないことや気にも留めていないことについて、子どもは「いやだ」とすら言いません。
「いやだ」と言えるということは、その課題に対して何かしらの感情を持っているという証拠です。

また、「できない」と言う理由もさまざまです。

  • 本当に難しくて困っている場合
  • 頑張りたいけど、うまくできないことに悔しさを感じている場合
  • 失敗したくない、不安を感じている場合

つまり、「できない」「いやだ」と言うのは、子どもが課題に向き合っているサインであり、受験を通じて成長しているプロセスなのです。

だからこそ、親としては「そんなこと言わないで頑張って!」と無理に押し進めるのではなく、「この子は今、どんな気持ちなんだろう?」と寄り添う姿勢が大切になってきます。

「できない」「いやだ」にどう対応する?

では、具体的にどのように対応すればよいのでしょうか?

ここでは、子どもの気持ちを受け止めながら、前向きに学習へ向かわせる方法を3つご紹介します。

まずは「そうか、いやなんだね」と受け止める

親はつい「そんなこと言わないでやるよ!」と強引に進めたくなりますが、
まずは子どもの気持ちをそのまま認めてあげることが大切です。

例えば、こんな風に声をかけてみてください。

「そっか、今日はやりたくない気分なんだね。」
「難しいなって思ったんだね。」

「いやだ」という気持ちを否定されると、子どもはますます抵抗し、親子の関係もギクシャクしてしまいます。
一度気持ちを受け止めてあげるだけで、子どもは「分かってもらえた」と感じ、安心するものです。

「どうしたらできそう?」と問いかける

子どもに「どうしたらやれそうかな?」と問いかけることで、
自分で考える力を育てることができます。

例えば、

「今日はどの問題ならできそう?」
「このプリント、どこまでならやれそう?」

と、選択肢を与えることで、子ども自身がコントロールできる感覚を持たせてあげます。

小さな「できた!」を積み重ねることで、「できない」→「やればできる!」へと意識が変わっていきます。

「一緒にやってみようか?」と伴走する

子どもが「いやだ」「できない」と言うときは、「1人では難しい」と感じている場合もあります。

そんなときは、「じゃあ、一緒に1問だけやってみよう!」「ママ(パパ)も隣にいるから、一緒に考えてみようか!」と、親が伴走者になる姿勢を見せることで、子どもは安心して取り組めるようになります。

ポイントは「1問だけ」など、ハードルを下げること!

「全部やらなきゃ」ではなく、「まずは1歩」を意識することで、子どもも前向きに取り組みやすくなります。

受験において一番大切なこと

小学校受験は、ペーパーの点数がすべてではありません。
学校側が求めているのは、試験に向き合う子どもの姿勢家庭の教育方針です。

つまり、困難に直面したときにどう乗り越えようとするか、そして親が子どもの気持ちを尊重し、どのようにサポートするかこの2つを、先生方はお子さんを通してご覧になっています。

だからこそ、「できない」「いやだ」を受け止め、そこからどう乗り越えていくのか。
この経験が、子どもを強くし、合格へとつながります。

まとめ

小学校受験の準備において、
「できない」「いやだ」と言われると、つい親は焦ってしまいますよね。

でも、その言葉の裏には、子どもなりの気持ちや成長の兆しが隠れています。
だからこそ、次の3つの方法を試してみてください。

① まずは受け止める:「そっか、いやなんだね」と共感する。
② 解決策を一緒に考える:「どうしたらできそう?」と問いかける。
③ 伴走者になる:「一緒にやってみようか?」と安心感を与える。

親の心に余裕があると、子どもも安心して受験に向き合えるようになります。
ぜひ、親子で一緒に前向きに取り組んでいきましょう。

お子さんの未来を応援しています。

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