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小学校受験に合格する母親の条件とは?

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アイリス幼児教育の代表/非認知能力育成トレーナーのあやです。

突然ですが、小学校受験に挑む母親として、あなたはどんな母親像を目指していますか?

「完璧な母でなければ合格させられないのでは?」
「もっと厳しくしないと…」

そんなふうに思っていませんか?

でも実は、小学校受験に合格する母親は、「完璧な母」ではなく、「子どもに寄り添い、持って生まれた個性や才能を伸ばせる母」なのです。

今日は、その理由を詳しく解説していきます。

小学校受験に求められるのは「その子らしさ」

小学校受験では、ペーパー力だけではなく、子どもらしさや個性が重視されます。

考査では学校により様々な課題が課されますが、ペーパー試験の点数だけでなく、行動観察や面接での印象はとても大切です。

学校の先生方は、

  • どのような子どもなのか?
  • 周囲とどのように関わるのか?
  • どんな表現力を持っているのか?

という点をよく見ていらっしゃいます。

しかし、親が子どもに完璧さを求めすぎると、子どもは「正解」を探すことに必死になり、持ち前の個性を出せなくなってしまうんですよね。

例えば、本来「人を笑顔にするのが得意」な子がいたとします。
でも、親が「もっとしっかり受け答えしなさい!」と求めすぎた結果、委縮してしまい、持ち前の明るさが失われてしまったら…?

学校が求めるのは、「型にはまった子ども」ではなく、自分らしく表現できる子どもです。
だからこそ、親は「正しく導く」こと以上に、子どもらしさを引き出すことを意識する必要があります。

子どもが伸びるのは「安心感」がある環境

子どもは、安心できる環境の中でこそ、本来の力を発揮できます。

親が「完璧にしなければ!」と焦ると、「もっとできるでしょ?」「なんでできないの?」といった言葉が増えてしまい、子どもはプレッシャーを感じます。

一方、「あなたなら大丈夫」「よく考えたね」と親が見守る姿勢を持つことで、子どもは自信を持って取り組めるようになります。

安心感を与える親の行動例:
「どうしてできないの?」ではなく、「考えたね!ここまでやってみたのはすごいよ!」と努力を認める。
失敗しても、「この経験が次に生きるね!」とポジティブに捉える。

こうした関わり方を続けることで、子どもは「自分はできる」と思えるようになり、本番でも自然体で力を発揮できるようになるのです。

完璧な母よりも寄り添う母の方が合格に近い理由

小学校受験では、子どもの「自分で考える力」が試される場面が多くあります。

しかし、親が完璧を求めすぎると、「こうしなさい」「こう答えなさい」と親が主導権を握りすぎてしまい、子どもは自分で考える機会を失ってしまいます。

結果として、

  • 面接や個別考査の際、自分の言葉で話せない
  • 行動観察で「指示待ち」になってしまう

という状態に陥りがちです。

「寄り添う母」のアプローチとして、子どもに「どう思う?」「〇〇ならどうする?」と問いかけ、考える時間を与えましょう。
また、たとえ答えが間違っていたとしても、「なるほど、あなたはそう考えたんだね」とまず受け止めてあげてほしいと思います。

こうした姿勢が、子どもが自ら考え、行動できる力を育むのです。

親子の信頼関係が合否を左右する

小学校受験は、子ども一人で戦うものではありません。親子で一緒に挑む受験だからこそ、「親子の信頼関係」が大きく影響します。

完璧を求めすぎると、子どもは「期待に応えられなかったら怒られる…」「できなかったらダメな子だと思われる…」と、不安を抱えるようになります。

一方、寄り添う母の場合は、「あなたはあなたのままでいいんだよ」「どんな結果でも、大切なのは頑張ること」と伝えることでしょう。
こうして、子どもは親の前で安心して頑張ることができるようになっていくのです。

親子の信頼関係を築くためのヒント

子どもが「今日はやりたくない」と言ったら、「じゃあ今日は少し遊んでリフレッシュしよう」と気持ちに寄り添う。
小さな努力を褒め、「あなたの頑張りが嬉しい」と伝える。
こうした親の姿勢が、受験本番での「安心感」につながり、子どもが落ち着いて実力を発揮する力の育成になります。

「寄り添う母」は子どもの可能性を最大限に引き出す

子どもが本来持っている力は、プレッシャーやストレスの中では発揮されにくくなります。
安心できる環境の中でこそ、隠れていた才能や個性が伸びていきます。

例えば、子どもが「絵を描くのが好き」なら、自由に描かせて表現力を育てる。
その経験が面接や行動観察の場での「自分の言葉で話す力」につながるかもしれませんね。

親が「この子にはどんな強みがあるんだろう?」と考えながらサポートすることで、子どもの可能性はどんどん広がっていきます。

「完璧でなくていい」と思うだけで親子で楽しく進められる

受験準備は長丁場です。親が完璧を求めすぎると、親自身も疲れてしまいます。

「適度に力を抜く」ことで、親子ともに楽しく受験準備を進められます。

・週末に「今日は勉強をお休みして公園へ行こう!」と息抜きする。
・ 面接練習後に、「すごく頑張ったから、今日は特別なおやつを食べよう!」と喜びを共有する。

こうした「楽しむ工夫」が、結果として受験もうまくいく秘訣なのです。

まとめ

小学校受験において、「合格に導く母親」とは、完璧な母ではなく、寄り添う母です。

・子どもらしさを尊重する
・小さな成長を認め、励ます
・親自身も「完璧でなくていい」と思う余裕を持つ

この姿勢こそが、子どもが最大限の力を発揮し合格へと通じていきます。

受験は親子の成長の旅のような物です。
子どもと一緒に挑戦しながら、寄り添う母として歩んでいきましょう!

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